世界には未だに多数の貧困層が存在しており、貧困削減は依然として根本的な開発課題です。また、一定程度発展を遂げた国々の中にも格差の問題や社会開発の遅れなどに直面している国もあり、量的な経済成長のみならず、包摂性、持続可能性、強靭性を伴う、質の高い成長が求められています。jicaページより
経済成長を遂げている国でも、そのスピードが速ければ早いほど、貧困や飢餓は多く発生しています。
アジアに残された争いの歴史
争いにより教育の提供が止まった時期が東南アジアには多くあります。
ベトナム戦争、クメールルージュなど一定の年数一般的な教育が止まった時期が各国で数年程度あります。
そのころの子供たちが今親や祖父母になり、その子供や孫に過去を伝えています。
経済成長の中での格差
貧困は格差によって産まれます。世界中全ての人が同じ生活をしていたら、それが今のあなたから見て貧しいとおもえても、彼らは貧しいと思っていないでしょう。
極度の経済格差は貧困やスラムを産みます。
国連世界食糧計画(WFP)は、世界人口の1割にあたる最大8億1100万人が飢餓に苦しんでいるとする報告書を発表しました。
コロナ禍の影響が考えられるといい、このままでは「2030年までに飢餓をゼロに」を目指すSDGs(持続可能な開発目標)が達成できないとしています。