直面する環境危機, それでも回避できない温暖化

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気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書(AR6)

IPCC 第6次評価報告書は報告書AR6でレポートしました。
今後の世界へ平均気温の上昇予想として(1850~1900年比2100年)
今まで通り化石燃料に依存した成長を行った場合、4.4℃上昇します。SSP5-8.5
各国が現在の目標を達成できたとして、2.7℃上昇します。SSP2-4.5
早期脱炭素社会化出来た場合現在の気温よりも1℃程度の上昇ですみます。
しかし、脱炭素化が進んでも2040年には1.5℃の上昇に達しますが、その後は緩やかに平均気温は60年程度かけて約1℃程度減少するでしょう。

 

平均気温が上昇すると何が起きますか?

平均温度が1.5℃上昇すると50年に一度の熱波が19世紀後半に比べて8.6倍10年に一度の大雨は約10%上昇します。しかし、2021年現在これを上回る異常気象により被害が出ています。*次の異常気象が生じると予想されます。

   19世紀後半比         1.5℃上昇4℃上昇
50年に一度の熱波        8.6倍 39.2倍
10年に一度の大雨    10.5%up30.2%up
海面上昇(1995~2014年比)28~55cm63~101cm
可能性として2300年には15mの海面上昇も
IPCC AR6 WGI

これは人類への赤信号ともいえる数字です。
また、既に5000億トンしか猶予はありません。#カーボンバジェット
世界の大都市の多くは海の近くにあります。海抜0メートル(2020年)や低い都市や日本では、東京の東側の区、名古屋、大阪の湾側の区、新潟市(天然ガス採掘によって地盤沈下しました。)は、ほぼゼロメートルです。
約500万人の住まいが、下水道へのアクセスを失うことになります。
若しくは数メートルの防波堤を建築するかですが、そのコストはどうなるか想像もつきません。28cm上昇するなら30cmの防波堤を建設するわけではないですね。高潮、台風など考えれば5m以上の防波堤を作らないとその効果は低いでしょう。1年に何度も床下浸水を繰り返す。

対策
今から1社、1社が環境対策に取り組むしかありません。2030年に目標を達成できたとしても、世界の平均温度は2040年に1.5℃上昇すると報告されています。つまり今対策しても、2040年には10年に一度の大雨も1割増え、50年に一度の熱波も約8.6倍になるとレポートされています。しかし、地球の環境改善を行わなければ、結果的に地球は済める環境では無くなってしまします。温暖化が問題ではないと言う方もいらっしゃいますが、公害は温暖化に関わらず問題です。5000億トンの二酸化炭素を排出しることにより1.5℃平均温度が上昇します。それは、後約10年分の二酸化炭素排出量です。
#14分野のグリーン成長分野戦略  #グリーン産業/ビジネス #なぜ企業がSDGsを取り入れますか?

2021年は大都市で多くの水害がありました。#水没が予想される街と豪雨に襲われる大都市



 オーストラリア南東部では3月、地元州当局が「100年に1度」という規模の洪水が起きた。最もひどかった最大都市シドニーから北に400キロの町、ケンプシーでは降り始めからの雨量が750ミリ超と、平年の雨量の6割を記録しました。

中国最北黒竜江省でも、6月に豪雨でロシアとの国境河川となっている黒竜江(アムール川)が増水。複数の観測点で55~75年ぶりとなる水位を記録し、中国側は現地に大量の砂を運び込んで堤防を増設するなどの対応に追われました。

西ヨーロッパドイツ西部ベルギーなどを中心に、記録的な豪雨による大規模な洪水が発生しました。
 影響は、ドイツやベルギーをはじめ、フランスイタリアルクセンブルク、オランダ、スイス、イギリスなど、ヨーロッパの広い範囲に及びました。

8月にはニューヨークを記録的な豪雨が遅い、地下鉄などの地下機能に大きな影響を与えています。

ニューオーリンズルイジアナ州ミシシッピ州全体に史上最も強力なハリケーンの1つであるアイダによる被害が発生。アイダはメキシコ湾のアメリカ石油採掘施設にも被害を与えた。
ハリケーンの巨大化問題

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